Mastering Bitcoin読んだ「ブロックチェーンについて」

仮想通貨の入り口として、まずは名著であるMastering Bitcoinを読み、仮想通貨がどういう技術に基づいて生まれ、その先にどういう技術や概念に発展していったかを見ていきたい。 基本的には、ここから新しい技術、通貨を見ていく予定。 今回はイントロダクション。

今回は無償で公開されている初版の日本語版を読んでいる: https://bitcoinbook.info/wp-content/translations/ja/book.pdf

原著はこちら:

目次

イントロダクション

Bitcoinは、コンセプトであり、技術であり、個別の通貨を表している。 ユーザーはBitcoinネットワーク上でBitcoinプロトコルに基づいてBitcoinをやり取りする。 Bitcoinは伝統的な通貨とほぼ同じことができる。物品売買、送金、融資、両替。かつ、安全性は数学的に保証されている。 また、新規の通貨の発行のためには、マイニング(計算機の競争)が必要で、中央政府などの統制が必要ない。

気になる用語

  • ブロックチェーン:この本の公判で答えがあるはず
  • ビザンチン将軍問題:Bitcoinが解決したとされる問題
  • Proof of work: 二重支払い問題を解決する取引状態の合意
  • 分散マイニング:数学的かつ決定論的な通貨発行

所感

この本が書かれたときには、今のような投機的に人Bitcoinを扱う人が大量に現れたり、1BTC 700万円を超えるような世界はほとんどの人が想像していなかったと思う。だからこそ、技術的な部分で歴史を知り、未来を予測することが重要だと思っている。