トークンについて(2) Non-Fungible Token(NFT)

昨日FTを勉強したので、今日はNFTのお勉強

定義

NFTは代替不能トークンと呼ばれ、それぞれのトークンが替えの効かないものであることを示している。

ERC721

ERC721はNFTの標準規格であり、それぞれ固有のトークンIDを持つ。dApp(分散アプリケーション)はこのトークンIDを使うことでイメージを出力することが可能である。

ERC721に従うトークンをやり取りでは、ERC20と異なり特定のトークンをやり取りするすることが可能である。

参考:https://ethereum.org/ja/developers/docs/standards/tokens/erc-721/

ERC1155

マルチトークンスタンダードとも呼ばれ、複数種類のトークンや通貨を一つのトランザクションでまとめてやり取りすることが可能なものになる。また、同様に、一つのトランザクションで複数の宛先のユーザーにトークンを送ることも可能である。これの最も大きなメリットは、ガス代の節約であり、大規模なアプリケーションにおけるメリットは大きくなると考えられる。

技術的には、バッチ転送、バッチ承認、受取フックの処理の関数を実装することが必要で、見る限り実装コストは大きくなるように感じられる。

参考:https://ethereum.org/ja/developers/docs/standards/tokens/erc-1155/