IEO (LaunchPad)について

今日はちょっと技術から離れて取引所の機能のお勉強。

IEO(Initial Exchange Offering)は、仮想通貨が取引所に上場する際に、初期のユーザーを増やすために取引所が安い金額で先行販売するプログラムである。 特にBinanceでは、LaunchPadという呼び方で定着しており、他の取引所でも同じ名称を用いるケースが多くある。 今回は、LaunchPadの条件をいくつかの取引所で見ていく。

Binance

おそらく世界で一番取引量の多い取引所から。 LaunchPadに参加するためには、Binance token (BNB)を一定数保有する必要がある。 保有数量は、14日間の平均保有量で決められるため、基本的にはBNBを長期的にホールドしていないと参加することはできない。 また、購入可能な金額も、保有しているBNBの数量によって決められる。

Bybit

Binanceと同様、Bybitで取引の手数料支払いに使われるBitDaoの5日間の平均保有量をもってIEOの購入可能数量が決められる。

Gate.io

一部界隈で主に草コイン取引用に使われている取引所。 他の取引所と同様に、Gateで取引手数料に使われるGate Token(GT)を一定量、長期間保有し続けることでVIPランクが上がり、それに応じて購入可能量が決まる。 (中国だとゲームもそうだけど、なんでもVIPランクで物事決めがち)

Coincheck

国内取引所はあまり取引可能な通貨が多くないのだが、これまでに実施したトークンは、申込者に対して抽選で当選した人だけ購入可能なものだった。

所感

お金のある人がよりお金を儲ける仕組みになっている。。悲しみ。。